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9月某日、自由軒を訪れる
野菜たっぷりタンメンで回復をはかる
タンメン、というと正直あまりそそられないものがある。
なんというかパンチが足りなそうな存在感が脳裏を去来する。
優しそう、ではある。かも
うむ。それはそう
そんなわけで他に魅力的な選択肢があるなかでは、滅多に頼まないメニューと相成るわけだ。
そんな気持ちを伴って(?)、自由軒のメニューを見ていて気になった。
醤油ラーメンと塩ラーメンが500円、味噌ラーメンが700円とはこれいかに?
味わいとしてはタレの差はあれどどれも美味しく頂いた。
記憶をたどれば(↓)味噌は醤油・塩のシンプルなビジュアルに対して野菜たっぷり気味であった。
そしてタンメンも700円である。
野菜たっぷりの味噌ラーメンと同じ価格だ。
タンメンのスープはおそらく塩スープをベースにしたものだろう。
もしやスープ以外は味噌ラーメンと同じなのでは?と思い込んだ。
すると筆者の中では勝手に、タンメンの正体は「塩味の味噌ラーメン」に違いない、となるわけである。
は?
そして塩ラーメン=うまい、かつ味噌ラーメン=うまい、
つまり「塩味の味噌ラーメン」はうまい。
と、こうなるわけだ。
は?
俄然イケる気がしてきた筆者は、ちょうど野菜は食べたいし、足りないパンチは餃子で補えばいいじゃない精神を発揮し、魅惑の町中華コンボを頼む気概でムンムンになったのであった。
タンメン(+餃子)と対峙す
到着して感じるのは、概ね同じ具材だろうというところであった。
白菜はこんなに入っていたか?しいたけは入っていたか?こちらは刻みネギがないのか?など、細かく気になった。
が、少なくとも8割位同じ気がする。
もしかしたらスープにやはり格差が設けられているのかもしれないが、この際どちらでもいいかと頂いた次第である。
早く食い給え
さて、頂いてみればスープは塩ベースだが塩ラーメンよりも滋味豊かな印象を受ける。
そしてうまい。
おそらくこの感じは具だくさんなことに起因しているのだろう。
出汁的なものというか、エキス的なものというか、ムード的なものというか(わからんけど)
アツアツな野菜を頬張りつつ、スープの絡む麺をすする。
良い。
程なくして餃子が到着。
パンチなどと言ったものの、自由軒の餃子は野菜重視なさっぱり寄りな味わいに感じる。
とは言え香ばしく程よく皮が焼き上がった餃子はとにかくうまい。
ホクホク、パクパクいけるゾ
餃子用にラー油を使ったことをきっかけに、タンメンにもタラリと垂らしてみた。
この味変もなかなかアリである。香り良いアクセントになる。
そんな感じでタンメンと和解を果たした筆者は、スープを飲み干すのであった。
おわりに
ということで9月某日の自由軒探訪の記録であった。
タンメン、優しい味わいだゾ!
野菜を食べたいときには大変おすすめである。
行ってみよう!